高圧ガス保安法配管設計技術

概要

阪神大震災や東日本大震災を経て、また南海トラフ地震に備え、一段と要求が強まっている高圧ガス保安法対象配管の健全性の評価を行います。各種レベルにおける耐震性能評価及び、既存設備の補強検討まで対応致します。また、よりお客様の業務負荷を低減するため、2023年度中の取得を目標としております。

[耐震性能評価]

高圧ガス保安法 高圧ガス設備等耐震設計指針(KHK2012)

  1)レベルⅠ地震動

    ①許容スパン法(設備重要度:ⅡorⅢのみ)

    ②修正震度法(AutoPIPE)

  2)レベルⅡ地震動

    ①修正震度法(AutoPIPE)

新規設備の耐震性能評価だけでなく、既存設備の耐震性能評価も対応可能です。既存設備図面が無い場合も現地調査から対応致します。

また、レベルⅠ・Ⅱともに、修正震度法による架構の解析(STAAD.Pro)も対応が可能です。

高圧ガス配管解析の様子
耐震補強設計計算書
[高圧ガス大臣認定(管類)取得に向けて]

当社では、高圧ガス設備の配管の変更工事における製品の試験実施を認められる大臣認定(管類)取得に向け

活動中です。お客様の高圧ガス設備の業務負荷低減に貢献するため、2023年度中の取得を目標としております。

大臣認定により、以下をお客様にご提供することができます。

  • 完成検査の検査対応が不要(設備運転開始までの期間短縮)
  • 軽微変更(事後での届出で可)となる対象が拡大
  • 大臣認定試験者による製造・検査で信頼性【高】
  • 工事全体でのコストダウン