クレーンメンテナンス技術

概要

クレーン点検の卓越した技術を駆使し、クレーンの精密点検による亀裂の早期発見から補修まで一括して請け負います。
またクレーンの異常調査においても、専門的な知識から原因の究明を行い、原因に対する対策を提案いたします。

[クレーン精密点検 (亀裂検査~補修工事 ワンストップ)]

クレーン老朽化に伴い、応力が集中する部位には亀裂が発生しやくすなります。通常の月例点検や年次点検でも亀裂は発見できますが、クレーン上やランウェイデッキから見え難い部位に発生した小さな亀裂は見逃しやすくなります。
当社では、長年培ったクレーンの設計、点検のノウハウを生かし調査と補修要領図の作成、補修工事までワンストップで実施します。

検査~補修フロー

クレーン亀裂が発生する箇所

通路からは見えない部位の亀裂を調査し、補修を実施します。

[クレーン異音調査]

モーター及び減速機付近より発生する異音の原因を究明します。
ギヤの外観検査は勿論のこと、振動計を用いた振動測定・解析と機械損失から発生する摩擦熱を測定し異音の発生箇所を見つけだし、対策方法を提案します。

実績

異常原因調査例

1)減速機の開放点検で歯面の状態を診断

2)温度測定による発熱測定

1P入力側の箇所が他に比べ発熱が高いことが判明します。

3)電動機及び減速機の振動測定
振動測定・解析により 異音発生部位・原因を推定。各測定部位の振動波形解析により 各軸に4段由来の周期性を発見しました。
上記の外観検査・発熱測定及び振動測定より4段の噛み合い不良であることが推測できます。