太陽光発電所等における受配電設備新設技術

概要

温室効果ガス排出削減への取組み加速による再生可能エネルギー発電の需要増など多種多様なニーズに対応する特別高圧・高圧受配電のエンジニアリングを行います。

太陽光、風力などによる再生可能エネルギー発電所と電力会社を繋ぐために必要な設備として系統連系変電設備があります。当社はこれまで全国各地に数多くの太陽光発電所を建設し、電力会社と接続するための系統連系システム設計技術を確立しました。これまでに当社が建設した太陽光発電設備の総発電容量は約300MWに達しています。

また、受配電機器は国内メーカーの他、海外メーカーも積極的に採用し、世界基準レベルで、より安全で安定した電気を扱える系統連系変電設備の設計技術を基に調達・建設も含めたEPC(Engineering Procurement Construction)事業*1)を展開しています。
*1)当社で実施するEPC事業
・受配電設備の機器設計、鉄塔・引留鉄構の設計、基礎・造成など土建関係の設計
・工事計画届出書の作成、変電設備の建設工事から使用前自主検査など各種試験

[代表的な施工事例]
  • 岩手県 154kV_10MVA連系変電設備建設
  • 奈良県 77kV_29.4MVA連系変電設備建設
  • 長野県 66kV_38MVA連系変電設備建設
  • 福岡県 66kV_6MVA連系変電設備建設 など

今後、洋上風力に代表される大容量発電設備の建設が数多く計画され、超高圧系統連系変電設備の需要増が見込まれる中、当社においても超高圧系統に向けた技術開発を推進しています。

再生可能エネルギー発電設備やプラント受配電設備において、お客様のニーズに応じて、より付加価値の高い設備・技術をお客様に提供致します。