振動可視化カメラを活用したメンテナンスソリューション

概要

振動可視化カメラを活用して異常部位を絞り込み、当社の診断知見と組み合わせることで、最適な診断方法を選択し、より早く設備の状態を把握して原因究明や対策案を提案します。

当社は、いち早くRDI社の振動可視化技術に着目し、現場での試用を重ね実用ノウハウの蓄積し当社の設備診断経験と融合することで、複合診断の高度化・効率化を果たしました。

右の事例は押出機のケーシングに亀裂が発生し、製造メーカーで対応しましたが解決できず、当社にて振動原因を調査し対策まで提案し緊急対応したものです。

従来は多数のひずみゲージや振動センサを設置し、計測解析に多くの時間をかけて診断経験により解明してきた設備の動き(振動モード)を可視化カメラを適用したことで短時間に把握することができ、的確な補強箇所を選定することで、効率的にお客様の悩みを解決しました。

特長

振動可視化カメラは人の目では感知できない微小振動を肉眼で見えるレベルまで増幅させることができ、映像から異常部位を絞り込むことや振動変位や周波数解析を行うことで異常原因を推定することが可能となります。

振動を最大100倍まで増幅し肉眼では見えない振動状態が見れる

設備を停止せずにカメラを設置し、計測が可能

実際の映像により異常現象が理解し易く、対策が検討し易い

振動応答性=0~100Hz 

実績

・化学     脱水押出機異常振動原因究明
・電力(発電所)縦型ポンプ異常振動原因究明
・製鉄所    ブロワ振動診断
・石油     ポンプ・配管異常振動原因究明