鋼構造物設計

原 真澄

2009年入社
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鋼構造物設計とは

高炉や転炉、トピードカーの形状維持や強度保持に関わる鉄皮など、高い寸法精度を要求される大型鋼構造物の製作・組み立てを行っています。 図面から組み立てを行うのではなく、完成品の最終形からどうしたら組み立てやすいのか?どうしたら低コストで工期を最短にできるか?どうしたらメンテナンスしやすいのか?といったあらゆる問題点に対して最適解を見出し、良い製品に仕上げて行きます。
鉄構技術室では組立方に合うように設計室エンジニアと共に「設計」にも携わり、最終的にユーザーの理想品を作りこみます。あらゆる鉄鋼製品や材料・材質の知識、加工技術の知識などが求められる鉄構技術室のエンジニアは、いわば「ものづくり」のエキスパートです。

担当業務について

鉄構技術部技術室は、図面を基にして「大きな鋼構造物をどのようにものづくりするか」を計画、実行、管理する部署です。図面確認に始まり関係部署との折衝、製品の進捗確認、検査、予算管理に至るまで幅広く対応します。もし、問題が発生した場合は、影響が最小限になるよう修正案や代替案を提案することも求められます。
特に印象深い案件は、中国で製作を行った製鉄所向けの大型台車(幅5m、高さ5m、長さ12m)です。異国での製作は、言葉・文化・規格などの違いもあり、決して容易なものではありません。様々な問題も発生しましたが、社内外の関係者から協力を得て一歩ずつ確実に製作を進めていきました。何とか無事に完工し、御客様に引渡した際の達成感は一入でした。この大きな達成感を味わえることは魅力の一つだと思います。
当部署では製鉄業界以外にも電力・重工・自動車・造船業界など、他業界の案件に携わることができ、多様な分野の装置構造を知る機会があります。様々な知識や経験を深めることができ、多くの方々と関わることで人間関係も広がるので、自分自身が成長できる場であると感じています。

キャリアパス

  • 入社後の
    業務

    2009年入社
    5月に機械工作部福山機械加工室へ配属されました。

  • TURNING
    POINT 1

    入社1年目
    配属後3ヶ月で重工向けの難加工品を担当することになりました。上司・先輩・現場の方々の協力のおかげでなんとか完工することができ、本件をきっかけに、転勤するまで同重工向けの担当をしていました。

  • TURNING
    POINT 2

    入社4年目
    鉄鋼技術部技術室へ異動となり、勤務地が倉敷になりました。部署、地区も変わり全く環境の異なる場で学ぶことも多く、成長することができました。

オフショット カープ、ドライブ、カメラ、旅行が趣味です。
昨今のブームとなる前からの広島東洋カープファンです。 シーズン中の休日は、家族や友人や社内の人達と球場に観戦に行きます。 また、カメラも好きなのでカメラを持って旅行やドライブに出掛けるとことが好きです。車のイベントに参加したり、同期や後輩と1台/1人でドライブに出掛けることもあります。
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