ブラストマシン設計

植木 晶夫

2012年入社
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ブラストマシン設計とは

造船業を影ながら支えるブラストマシン。ショットブラストマシンは、塗装前の鋼材の表面を研掃・下地処理する装置です。当社は、この分野ではシェア№1を誇り、海外(中国、韓国、東南アジア)にも輸出しています。また、航空機の主翼の曲面をショットブラストマシンで成型するといった使われ方もしています。
様々な規模のブラストマシンをお客様のニーズに合わせて設計、組み立て、メンテナンスまで一貫して行ってきた当社には、ショットブラストに関するあらゆる技術が蓄積されています。当社ならではの一貫した製作と高い技術によって、お客様の信頼に応えています。

担当業務について

ブラストマシンは、日本の造船業界や建設業界を支え、航空機の主翼の製作にも使用されている設備です。ブラスト(blast)とは、ショットや研掃材を被加工物に吹きつけることで表面洗浄と下地処理をすることです。私はブラストマシンの見積りから引渡しまで、つまりエンジニアリングのはじめから終わりまでを幅広く担当しています。具体的には、設備の能力検討や仕様決定、設計図の作成、引渡試運転指揮を行っています。
今回初めて担当した「岩国飛行場エアブラスト装置」では、設置する機械室が狭く、他の機器と干渉しないように客先と何度も打合せしたにも関わらず施工者の指摘で見落としが判明したりと苦労しましたが、お客様から「すばらしい設備をありがとう」という言葉を頂いた時は感動しました。 この業務の魅力は、完成時の達成感が大きいこと、お客様や施工会社など様々な人と仕事ができること、製鉄所内以外で造船所や航空機産業など他の業界とも関われること、だと思います。
大型ブラストマシンでは国内トップシェア50%を維持しつつ、今後、小型も伸ばしていきたいです。そのためには、様々なブラストマシンを目で見て、また諸先輩の知見を聞き、更なる専門知識を習得していきたいと思っています。

キャリアパス

  • 入社後の
    業務

    2012年入社
    クレーン技術部設計室へ配属されました。

  • TURNING
    POINT 1

    入社1年目
    ブラスト技術部へ異動となりました。同じ設計の部署でも、商材や職場環境の異なる場で学ぶことは多く、成長することができました。

  • TURNING
    POINT 2

    入社2年目
    業務の一環で1ヶ月ほど上海へ出張しました。作業の仕方だけでなく文化の違い、言葉の違いをなど多くのことを学ぶことができました。

オフショット よくドライブに行ったり、職場のゴルフコンペに参加したりしています。
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