設備メンテナンス(補修工事)

鈴木 翔太

2006年入社
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設備メンテナンス(補修工事)とは

メンテナンスとは、設備の機能維持、付加価値向上、生産性向上を日々実現することです。
もう少し具体的には、製鉄設備の補修・保全で培った技術・知識を活かし、多種多様な設備のメンテナンスに寄り添って機械装置の延命化や劣化更新を行っています。
その中でメンテナンス圧延工事室は、厚板、熱延、冷延、鋼管など鉄鋼製品を造る生産ラインを守備範囲としています。製品の品質や設備の生産性、すなわちJFEスチールの鉄鋼製品の競争力に直結するだけに設備に要求されるレベルは非常に高く、設備のことは勿論のことJFEスチールの製造技術や鉄鋼製品の勉強もしなくてはなりません。

担当業務について

私は、JFEスチール東日本製鉄所京浜地区において圧延・エネルギー地区での多種・多様な補修工事を担当しています。一言に補修工事といっても、お客様や協力会社、社内他部署など様々な関係者と協力することにより工事を進めることが出来ます。
今までの経験の中で、印象深かった案件は、「水江地区排水配管敷設工事」という工事です。製鉄所内の一区画内の排水配管の取替えを行う配管工事ですが、配管の大きさが多岐に渡り、設置場所の高低差も大きく、工期約1.5年、配管等機材約120t、全長約9kmに及ぶ、配管工事としては大規模でした。一番苦心したことは、鋼管(支給材)約1600本がお客様から一度に支給された為、置場の確保と内作から現場への運搬までを効率よくハンドリングすることでしたが、当社保有の3つの整備センターを最大限に駆使し、乗り切りました。
大なり小なり一つの工事を完成させるには、上記のような課題が必ずいくつも出てきます。それは計画の甘さや図面と現物のアンマッチや周知徹底不足などが起因するものですが、その一つ一つの課題をクリアできた時には大きなやり甲斐を感じます。そうした経験の積み重ねや多種多様な仕事への挑戦が自分の力になっていくとも感じています。

キャリアパス

  • 入社後の
    業務

    2006年入社
    京浜事業所の建設室へ配属され、製鉄所内の建設工事を担当しました。また産業廃棄物の処理について勉強しました。

  • TURNING
    POINT 1

    入社4年目
    同事業所のメンテナンス部へ異動。生活排水配管敷設工事を行いました。

  • TURNING
    POINT 2

    入社7年目
    突発的に発生した大規模工事で、現場の工事の方法から官庁申請まで対応し知識の拡充を感じました。また、これらをレポートにまとめ社内で報告を行い、発表することに対して自信がつきました。

  • TURNING
    POINT 3

    入社10年目
    新設部署(圧延工事室)へ異動となり、現在に至ります。業務の進め方の違いはもとよりその他労務管理等すべきことが多く戸惑うことはありましたが、最近は慣れてきたところです。

オフショット 今は、生まれたばかりの娘を楽しく子育てしています。
以前は、音楽・ミュージカル鑑賞、歌うことや野球の応援によく行っていました。
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