電気品メンテナンス

梅木 明信

2013年入社
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電気品メンテナンスとは

「かたちあるもの、いつか壊れる」――メンテナンスの技術は、この「いつか」に対する挑戦です。
工場には受配電設備や電気機器が数多く存在します。あるプラントでは、電動機だけでその数1,000台以上。これら一つひとつが欠かせない役割を果たしており、その故障はプラントの不具合、ひいては生産性の低下に直結するのです。
メンテナンス技術者は、この電気設備・機器の保守を一手に担います。そこで求められるのは、機器の点検・診断を通じて個々の部品に来る「いつか」を適切に予測し、対策を練ること。「いつか」が近づいたものに延命処置を施すこと。そしてその上で「いつか」を迎えた時には、新しい部品への取替えをフルターンキーで速やかに行います。すべては故障によるリスクを最小限に抑え、工場の安定的な稼動を支えるため、今日も技術を磨き続けています。

担当業務について

現在の業務では、電気機器の点検整備や受配電設備の保守・診断などについて、見積りから現場管理までを一貫して行います。
印象的な案件は、高速道路等のトンネル上部に取り付けてある筒状の換気装置、「ジェットファン」の整備。機器の取り外しには道路の通行止めが必要で、交通網への影響があるため工程の遅れが許されない状況でした。また作業の効率性だけでなく、安全面や品質面も高いレベルが求められ、これらを両立する作業計画の検討に非常に苦労しました。しかし、汚れきっていたものや動かなかったものがわれわれの手で再び新品同様の働きをしてくれる喜びは大きく、自分の手がけた案件で様々なものが修理されていくことはやりがいであり、誇りでもあります。
保全というものの特長柄、現場では毎回異なる事例が発生します。日々色々な知識を身につけることができ、これまで培った技術・能力を最大限発揮できることに、面白さを感じています。

キャリアパス

  • 入社後の
    業務

    2013年4月(入社1年目)
    メンテナンス部門へ配属され、教育期間として保全に関する知識の習得を行いました。

  • TURNING
    POINT 1

    2013年9月(入社1年目)
    福山から倉敷へ異動し、保全工事の実動部隊として歩みだしました。
    コンビナート地区の大規模な定期修理工事(停電作業)を経験し、施工準備や現場監督の大変さというものを身にしみて理解させられました。この経験のおかげでその後他の案件でも頑張れているのかなと思います。

  • 現在の
    業務

    外販担当として、製鉄所以外の設備保全案件の見積、工程計画、現場管理等を行っています。

オフショット 休日は、家の家事(掃除が得意)やショッピングをして過ごすことが多いです。
また最近は、飼っている子鳥と遊ぶことが仕事の疲れの癒しとなっています。
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